【DREAMBEERで飲めるビール】ホップの華やかな香りとすっきりとした味わいの『大雪ピルスナー』

こんにちは!DREAMBEERです。
DREAMBEERは多彩なビールを楽しむための会員制ビール配送サービスです。本Blogでは定期的に、DREAMBEERで提供予定のビールを紹介していきます。

第三十一回で紹介するのは、北海道旭川駅近くの醸造所で造られる大雪地ビール『大雪(たいせつ)ピルスナー』。欧州産ホップの持つ華やかな香りと麦芽の軽い風味ですっきりとした味わいのバランスが自慢のピルスナーです。

歴史ある赤レンガ倉庫群で造られるクラフトビール

JR旭川駅から徒歩5分の場所に赤レンガ倉庫群があります。この倉庫群は明治33年から大正2年にかけて旭川駅に隣接して建てられたもので、全ての建物が文化庁の有形文化財に登録された歴史的にも貴重な場所。そんな歴史を感じる上川倉庫第十一号倉庫を改装したレストラン併設の醸造所で大雪地ビールは造られています。

1996年11月に開業した大雪地ビール株式会社。1994年の酒税法改正をきっかけに旭川市内の若手経営者が中心となり、旭川の町おこしと観光客と地元民から愛されるビールと食文化の旭川発の拠点となることを目的に、50以上の企業からの出資を得てレストラン併設醸造所としてスタートしました。

25年を超える歴史を持つ大雪地ビールは、バランスの良さとクラフトビールならではの多様な魅力を両立し、飲む人を選ばないきれいな味わいのビール造りを目指しています。

生産者の顔が見える農産物を原料に使用したいという想いから、北海道産の農産物をビールや発泡酒の原料の一部に使用。また、全国的にも珍しい製麦技術を持っており、その技術を農家に譲渡して麦芽の委託製造に成功しました。現在は全ての定番ビールで旭川産麦芽を一部使用しています。

大雪地ビールの定番ラインナップの特徴は以下の通り。

  • 『大雪ピルスナー』:DREAMBEER提供予定のビール。欧州産ホップの持つ華やかな香りと軽い麦芽の風味のバランスが良い。厳選モルト100%で仕上げた、大雪地ビールを代表するビール。
  • 『富良野大麦(ふらのおおむぎ)』:DREAMBEER提供予定のビール。大麦麦芽の他に、自然豊かな富良野産の大麦を使用。ホップのフルーティで爽やかな香りが漂う、苦味の少ないのど越し爽やかなビール。
  • 『ケラ・ピルカ』:アイヌ語で「おいしい」の意味を持つケラピルカ。ほどよくフルーティな香りとほのかな苦味のバランスが良く飲みやすいイングリッシュペールエール。
  • 『萌芽(ほうが)』:東川町松家農園にて独自製麦した下川町産小麦麦芽を使用。苦味を抑え、さっぱりした飲み口とフルーツを思わせる香りが特徴のビール。
  • 『黒岳(くろだけ)』:大雪山の秀峰“黒岳”のような力強いビールをコンセプトに醸造。アルコール度数が8%あるものの、ハイアルコールを感じさせない優しい味わいと深いコクが特徴のドッペルボック。

その他に、旭川産ホップを100%使用したハーヴェストブリューIPA『暁』や、北海道のクラフトブルワリーとのコラボビールなどを醸造しています。

DREAMBEERで楽しめるビール『大雪ピルスナー』

『大雪ピルスナー』は、単色大麦麦芽と欧州産ファインアロマホップを使用し、長期熟成によりドライに仕上げたピルスナーです。ホップの持つ華やかな香りと軽い麦芽の風味のバランスが良く、併設レストラン「大雪地ビール館」でも一番人気。キレを出すためにろ過を行っています。

【おすすめの楽しみ方】
最初の一杯としてはもちろん、季節を問わず楽しめるビールです。夏の暑い日にはのど越しを、冬には温かい鍋料理などのお供にもぴったり。

サーバーから注ぐときは細みのグラスがおすすめ。縁が薄いグラスであれば、より爽やかに楽しむことができます。液体と泡の比率を「7:3」になるように注ぎ、冷たい内に飲んでください。

また、「フィッシュ&チップス」や玉ねぎの甘味とピルスナーの苦味のバランスがとてもよい「オニオンブロッサム」など、素材の味わいを活かした料理との相性抜群です。

【その他データ】
ビアスタイル:ピルスナー
原材料:麦芽(旭川産を一部使用)、ホップ
アルコール度数:5%
IBU:20

造るのはこの人!ブルワーインタビュー

今回お話しを伺うのは、醸造歴15年の工場長・山崎俊至さん。入社当時は国産大手ビールメーカーのビールの味しか知らなかったそう。初めて飲んだクラフトビールは閉鎖した滝川スカイビールの『SKYヴァイツェン』で、クローブやバナナのようなフレーバーが渾然一体となった味わいに衝撃を受けたといいます。その後、様々なビアスタイルと出会い、クラフトビールの良さを知っていったそう。

ビール造りのおもしろさは?
ビールには他のお酒にはない多様性があります。麦芽、ホップ、イースト、水の基本原料はもちろん、スパイス、フルーツ、ハーブなどビールに使われる原料は限りなく、無限の可能性があることがおもしろいですね。

ビール造りの難しさ、大変さは?
同じ原料、同じ工程で醸造したとしても、ちょっとしたことでそのバランスが崩れてしまうこともあります。そのため、仕込み工程、発酵の温度やその経過など、日々の管理で気を抜くことはできません。

ビール造りで大切にしていることは?
どんなスタイルのビールを造る時も香り、味わい、ボディ、などのバランスが破綻することなくバランスの良いビールを醸造すること。そして、それを追及することを大切にしています。

DREAMBEERで提供予定の『大雪ピルスナー』は、欧州産ホップが華やかに香る麦芽の風味のバランスの良さと後味のきれの良さが自慢のピルスナーです。サーバーからきれいに泡を立てながら注いで、その爽やかな味わいをお楽しみください!

【醸造所情報】
醸造所名:大雪地ビール
所在地:北海道旭川市宮下通り11丁目1604番地の1
公式HP