クラフトビールの香りを知ろう!

こんにちは!DREAMBEERです。
クラフトビールの楽しみ方はたくさんありますが、その中でも「香り」に注目したことはありますか?
今回は、そんな香りの違いや、クラフトビールを形作る香りの要素についてご紹介!
これを知れば、いつもの一杯がもっと特別なものになるはずです。
ぜひ最後までお楽しみください!

ビールを飲むときに感じる「香り」。実はこれ、「アロマ」と「フレーバー」という2つの異なる楽しみ方があるのをご存じですか?

クラフトビールには、個性豊かな香りの要素が詰まっています。どんな香りがあるのか、少し覗いてみましょう!

麦芽由来の香り(モルト香)

●甘く香ばしいパンやキャラメル、チョコレートのような香り。
●麦芽の焙煎度合いによって変化します。

ホップ由来の香り(ホップ香)

使われる種類や添加タイミングによって香りの幅も広がります。例えば、次のような香りを感じることができます。

●柑橘系(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)
●トロピカルフルーツ(マンゴー、パイナップルなど)
●フローラル(花のような香り)
●ハーブやスパイス(ミント、バジル、コリアンダーなど)
●松や樹脂のウッディな香り

酵母由来の香り

酵母が発酵過程で糖分を分解してアルコールや炭酸ガスを生成する際に生まれる香りです。ビールのスタイルや酵母の種類によって大きく異なりますが、以下の特徴があります。

フルーティーな香り:
エール酵母がリンゴ、バナナ、洋ナシ、桃などの果物のような香りを生み、「エステル」という化合物がフルーティーな風味を加えます。
スパイシーな香り
クローブや胡椒のようなスパイシーな香りが感じられます。
パンやイーストの香り
パンや生地のような発酵香が感じられます。

副原料の香り

フルーツやスパイスを使用することで生まれる特徴的な香り。
例えば、ベルジャンホワイトは副原料にオレンジピールやコリアンダーシードを使用しているので、柑橘の香りやスパイスの風味が感じられます。

クラフトビールの「アロマ」と「フレーバー」は密接に関連していますが、必ずしも同じ要素を含むとは限りません。アロマで感じた香りがフレーバーで異なる風味として感じられることもあります。
こうした微妙な違いを発見するのも、クラフトビールを楽しむ醍醐味のひとつです。

ぜひ、さまざまなクラフトビールを試しながら、アロマとフレーバーの違いを味わってみてください!