【DREAMBEERで飲めるビール】軽快な喉ごしと爽やかな苦味が特徴の『すすきのビール ピルスナー』

こんにちは!DREAMBEERです。
DREAMBEERは多彩なビールを楽しむための会員制ビール配送サービスです。本Blogでは定期的に、DREAMBEERで提供予定のビールを紹介していきます。

第二十九回で紹介するのは、札幌・すすきのにある醸造所で造られる『すすきのビール ピルスナー』。輝くようなゴールドの液色で、あっさりとした味わいと軽く爽快な喉ごし、程よいホップの苦味が特徴のラガービールです。

“すすきの”のど真ん中で造られる「すすきのビール」

「すすきのビール」を造る薄野地麦酒(すすきのじびーる)は、第一次地ビールブームの最中である1998年8月に設立されました。

醸造所があるのは歓楽街ススキノのほぼど真ん中。昭和の佇まいを残す“すすきのゼロ番地”向かいにある建物の地下でビール製造が行われています。建物には看板等は出されておらず、外観ではそこにビール醸造所があることは分からないそう。

醸造所立ち上げ時、ドイツ人のブラウマイスターから醸造指導を受けた薄野地麦酒。ドイツ系ラガービールを中心に醸造しており、「飲み飽きない、飲みやすいビール造り」を目指しています。

仕込み水として「マイナスイオン水」とミネラル豊富な「熊石海洋深層水」の2種類を使用し、マイルドな味わいのビール造りを実現。また、ビールの主原料となる麦芽は、主にドイツで収穫されている大麦麦芽を使用し、ビールの種類により適した麦芽を使い分けています。

北海道はホップ栽培の適地ということもあり、殆どの商品で北海道産のホップを一部使用。毎年、上富良野に出向きホップを買い付けているのだとか。また、自社が所有する畑でもホップの栽培を始め、いずれは自分達のビールに使用する計画が進行中です。

定番ラインナップの特徴は以下の通り。

  • 『すすきのビール ピルスナー』:DREAMBEER提供予定のビール。あっさりとした味わいと軽く爽快な喉ごし、程よいホップの苦味が特徴のラガービール。
  • 『夕張石炭ビール』:DREAMBEER提供予定のビール。夕張石炭博物館の企画で誕生した石炭色をイメージした黒ビール。
  • 『すすきのビール メルツェン』:ホップの芳醇な香りとモルトの香ばしさが特徴の中濃色系のラガービール。
  • 『肉ビール』:北海道肉ソン大統領公認、お肉とよく合う地ビール。ビアスタイルはピルスナー。

定番商品をメインに醸造するほか、OEM(委託醸造)にも取リ組んでいます。最近では、「すすきのにエール(yell、勇気)を!そして、すすきのからエールを送る!」をコンセプトに掲げ、クラウドファンディングに挑戦した『すすきのエール』を醸造しました。

DREAMBEERで楽しめるビール『すすきのビール ピルスナー』

ビール好きにとって、ピルスナーは馴染みのあるビアスタイルです。『すすきのビール ピルスナー』は、大手メーカーが製造するピルスナーと比べると、少し苦味を強くし、ボディを軽めに設計して、飲みやすさにこだわっています。

綺麗なゴールド色の液色、白く豊かに泡が立ち、味わいはあっさりとしていて、軽く爽快な喉ごし。北海道産のホップを一部使用することで、爽やかな苦味が感じられます。

【おすすめの楽しみ方】
冷たい状態で飲んでもらうために、小さめのグラスに泡を立てて注いでください。一緒に食べるおつまみとして、北海道でポピュラーなジンギスカンやザンギがおすすめ。

北海道の冬はとても寒く、札幌でもマイナス10℃を下回ることがありますが、室内はTシャツ1枚でも過ごせるほど暖かくするそう。北海道民のように、暖かい室内で猛烈な吹雪を眺めながら(もしくは想像しながら)、『すすきのビール ピルスナー』をすいすいと飲んでみてはいかがでしょうか。

【その他データ】
ビアスタイル:ラガー
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5%
IBU:25

造るのはこの人!ブルワーインタビュー

今回は工場長を務める森澤智さんにお話を伺いました。

元ホテルマンの森澤さんは異動によりビール醸造に携わることに。国内クラフトビールメーカーでの研修を経て1998年に札幌で醸造所立ち上げました。その後、薄野地麦酒に移り、醸造歴24年となるベテランブルワーです。仕事終わりに飲むビールが好きで、新しいビールを見かけるとついつい試してしまうそう。

ビール造りのおもしろさは?
結構な肉体労働でありながら経験則やその時々に知識が必要なことですね。ビールは毎回同じように醸造していても、全く同じものができるかというと、そういうわけではありません。その時々に何が違ったのかを考え、臨機応変に対応する。そこにおもしろさを感じています。

ビール造りの難しさ、大変さは?
ビール酵母の機嫌などにより、発酵が一定しないところですね。

例えば、醸造所内の温度は季節によって変わるだけでなく、発酵タンクが設置されている場所でも少しずつ異なります。その温度差により発酵は一定になりません。また、新しい酵母や繰り返し使った酵母など、それぞれで発酵具合が異なります。もちろん酵母の種類を変えると発酵具合が変わります。そのような違いをじっくり見ながら、ビールの完成を見極めています。

ビール造りで大切にしていることは?
「臨機応変さ」を大切にしています。ビール造りは繰り返しの作業ですが、全く同じ作業ではありません。その時々の細かい変化に対応できるようにしています。

DREAMBEERで提供予定の『すすきのビール ピルスナー』は、爽やかな苦味が感じられ、あっさりとした味わいと爽快な喉ごしが楽しめるビールです。飲み飽きない、飲みやすいビールですので、いろいろなシーンでお楽しみください!

【醸造所情報】
醸造所名:すすきの地ビール(薄野地麦酒株式会社)
所在地:北海道札幌市中央区南6条西4丁目1-5
公式HP