【DREAMBEERで飲めるビール】みずみずしい柑橘フレーバーと爽やかな苦味でグビグビ飲める『猿島ビール』

こんにちは!DREAMBEERです。
DREAMBEERは多彩なビールを楽しむための会員制ビール配送サービスです。本Blogでは定期的に、DREAMBEERで提供予定のビールを紹介していきます。

第三十四回で紹介するのは、神奈川県横須賀市にある醸造所で造られる『猿島ビール』。横須賀の自然と歴史が残る無人島「猿島」で楽しむために開発されたアメリカンセッションIPAです。

横須賀や三浦半島を丸ごと楽しめる横須賀ビール

横須賀の中心部に位置する観光地「どぶ板通り」に、1階が醸造所で、2階がレストランになっているブルーパブ(醸造所併設ブルワリー)があります。それが、『猿島ビール』を造る横須賀ビールです。横須賀米軍基地の目の前にあることもあり、アメリカ人を中心に国際色豊かなお客で賑わうお店です。

横須賀ビールの設立は2017年。比較的新しい醸造所ですが、母体の会社は横須賀と横浜エリアで飲食店20年以上の歴史がある有限会社たのし屋本舗です。たのし屋本舗のコンセプトは「地産地消」で、三浦半島の地魚や地野菜を使い、生産者の思いと誇りを伝え続けてきました。創業20周年を機に「お世話になっている三浦半島や横須賀に恩返しをしたい!」と、本店を構える横須賀でビール造りを始めました。

横須賀ビールは「横須賀プライド」をコンセプトに掲げ、仕込み水はよこすか銘水「走水の湧水」を使い、地元のフルーツや地野菜を使ったビール造りをしています。まずは横須賀ビールを知ってもらうことから始め、地元の人に地元のことを知ってもらい、誇りを持ってもらいたいと考え、「横須賀プライド」の文字が書かれたグラスやエコバッグなどのグッズを販売しています。

三浦半島や横須賀を丸ごと楽しめる料理とビールで、まずは大人が笑顔になってほしい。大人が笑顔になれば、一緒にお店に来た子供も笑顔になる。そうやって笑顔が連鎖し、地域全体が笑顔になってくれたら。そんな想いを胸に抱き“大人を笑顔にするビール造り”を目指して、日々醸造しています。

横須賀への愛があふれる横須賀ビールの定番ラインナップの特徴は以下の通り。

  • 『猿島ビール』:DREAMBEER提供予定のビール。みずみずしい柑橘フレーバーと爽やかな苦味が特徴のアメリカンセッションIPA。
  • 『横須賀フォレストジンジャー』:DREAMBEER提供予定のビール。横須賀市林産の生姜を使用した生姜ビール。フレッシュな生姜本来の香り、スパイシーさ、野菜本来の持つジューシーな甘みをダイレクトに表現した一杯。
  • 『ドブイタハッピー』:「どぶ板通りにあるビール醸造所から、どぶ板通り全体をハッピーにしていこうぜ!」との想いから名付けられたビール。柑橘系ホップの香りと苦味のバランスの良いペールエール。
  • 『初声(はっせ)ミツムギウィート』:三浦市初声の小麦を使用。ヴァイツェン酵母由来のフルーティなバナナのような香りとクローブのようなフレーバーが楽しめるビール。
  • 『スーザンダーク』:複数のモルト、ホップからなる複雑な味わい、ローストモルトの香ばしさが特徴的なビール。
  • 『釜利谷(かまりや)シイタケエール』:濃厚な横浜市釜利谷のおひさま椎茸を使用し、旨味、甘み、コクを表現したブラウンエール。

その他に、横須賀市長沢産レモングラスを使用した『長沢レモングラスIPA』、横須賀産みかんを使用した『横須賀ミカンセゾン』など、年間5~10種類の限定ビールを醸造しています。

DREAMBEERで楽しめるビール『猿島ビール』

『猿島ビール』は、よこすか銘水「走水の湧水」を使用したビールです。みずみずしいシトラスやグレープフルーツのような柑橘系のフレーバーと爽やかな苦味が特徴。

海水浴、バーベキューなどが盛んな「猿島」に合うビールを造ってほしいと依頼を受け、横須賀ビールがレシピを開発し醸造した地域限定販売のビール。日中に野外で飲むビールとして、アルコール度数を低めにし、グビグビ飲めるアメリカンセッションIPAにしました。

【猿島とは】
猿島は東京湾に浮かぶ無人島で、湾内最大の自然島でもあります。釣りや海水浴、バーベキューなどを楽しめる観光スポット。三笠桟橋から約10分の船旅で気軽に訪れることができるのも人気のひとつです。島内には、レンガ積みのトンネルや砲台跡などの旧軍施設が残っていて、ちょっとした探検気分も味わえます。

【おすすめの楽しみ方】
お好きなグラスで、お好きなタイミングで、ラガービールのようにグビグビと飲んでください!

海辺のバーベキューに合う味をイメージして開発されたビールですので、ぜひ焼肉やその他お肉料理と合わせてお楽しみください。

【その他データ】
ビアスタイル:セッションIPA
原材料:麦芽、ホップ、よこすか銘水「走水(はしりみず)の湧水」
アルコール度数:5%
IBU:40

造るのはこの人!ブルワーインタビュー

今回はニックネーム「スーザン」こと、醸造長の鈴木啓弘さんにお話を伺いました。当時、黒ビールが好きだったという理由から、定番ビールの『スーザンダーク』は鈴木さんのニックネームを冠しています。鈴木さんは、もともとたのし屋本舗の飲食店で働いていた方で、ビール醸造を始める際の社内公募に立候補し、ブルワーとしてのキャリアをスタートしました。ご縁があった横浜ビールで研修を受け、現在醸造歴5年半になります。

ビール造りのおもしろさは?
ビールってたくさんあるじゃないですか?例えば、ビアスタイルだけで考えても100種類以上あります。でも、同じビアスタイルであっても、水やホップや麦芽などの原材料、フルーツや野菜などの副原料、さらには造り方などによっても全く違うビールができます。このように可能性が無限に広がるのがビールだと思うんですよね。

日々進歩する原料のことや醸造技術のことなど、自分が勉強しないと追いつかないという面もありますし、自分がイメージしたビールを造るためにもいろいろな勉強が必要です。そんな勉強がとてもおもしろいですね。

ビール造りの難しさ、大変さは?
自分の造ったビールが「うまくできたな」と思っても、他のビールを飲むとおいしいと思うビールが沢山あります。そんな風に、ビール造りって、上には上がいるし、奥深いものです。一生極めることができないところが大変さでもあり、魅力でもあると思います。

ビール造りで大切にしていることは?
全てにおいて手を抜かないことです。ビール造りは減点方式なので、どこかで手を抜いてしまうと、それを取り戻すことはできません。そのことを忘れずに、日々ビールを造っています。

DREAMBEERで提供予定の「猿島ビール」は、バーベキューや海水浴で賑わう「猿島」で楽しむことをイメージして開発されたビールです。柑橘系のホップの香りが特徴的で、グビグビと飲めるアメリカンセッションIPA。普段は猿島か横須賀ビールでしか飲めない『猿島ビール』は、今回DREAMBEERを通じて初めて全国で販売されます。現地でしか飲めないビールをDREAMBEERでぜひお楽しみください!

【醸造所情報】
醸造所名:横須賀ビール
所在地:神奈川県横須賀市大滝町1-23
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