【DREAMBEERで飲めるビール】ホップの芳醇な香りとどっしりとした苦味、それに負けない麦芽のコクが特徴の『阿字観』

こんにちは!DREAMBEERです。
DREAMBEERは多彩なビールを楽しむための会員制ビール配送サービスです。本Blogでは定期的に、DREAMBEERで提供予定のビールを紹介していきます。

第三十五回で紹介するのは、香川県丸亀市のマイクロブルワリーで造られるミロクビール『阿字観(あじかん)』。芳醇なドイツ産アロマホップの香りが印象的で、どっしりとした苦味で麦芽のコクを下支えするIPLです。

大勢の人に喜んでもらえるビールを造るマイクロブルワリー

ミロクビールを造るミロクブルワリーがある丸亀市は、香川県中西部に位置しています。金毘羅参りのお土産として人気が高まった「丸亀うちわ」、日本一の高さを誇る石垣を持つ丸亀城や、別名「讃岐富士」と呼ばれる飯野山などで知られる土地です。

ミロクブルワリーの始まりは2017年。代表兼醸造責任者の岩城知明さんのビール好きが高じて、ビールの幅広く奥深い世界を地域の人に知ってもらいたいという思いで丸亀市初のブルワリーとしてスタートしました。

ビール工場と併設のパブ「丸亀ミロクブルワリー」は、丸亀市の繁華街から少し離れた、丸亀駅にも港にもほど近い場所にあります。元は鉄鋼所だった建物を改装した店内では、できたてのビールが飲めるのはもちろん、大人が乗っても大丈夫なブランコが天井から下がっていたり、サーチライトがあったりと、遊びココロが詰まっています。

ミロクブルワリーの名前の由来は2つあります。

一つは醸造規模の呼び方から。ミロクブルワリーの1回の仕込み量は500リットルで、マイクロブルワリー(Micro Brewery)と呼ばれます。この「Micro(マイクロ)」を読み替えると「ミクロ」となり、さらに後ろの二文字を入れ替えると「ミロク」になります。小規模であることを”ミリョク”(魅力)に変えるとの意味が込められているそう。

もう一つは弥勒菩薩からです。岩城さんによると、弥勒菩薩は善も悪も区別せず、全ての生を救済する「救世主の菩薩」。ビールにも同様な力があると考え、幅広い視点でビールを造り、大勢の方に喜んでもらいたいという思いも込めているとのこと。

印象的な名前を持つミロクブルワリーでは、ヨーロッパの伝統的なスタイルのビールをベースに様々なスタイルのビールに取り組んでいます。

例えば、アメリカンスタイルのビアスタイルではアメリカ産のホップを使います。しかし、ミロクブルワリーでは、敢えてヨーロッパ産のホップを交えて使ってみるなど、ミロクビールならではの味わいを出せないかと研究を重ねています。

ミロクビールの定番ラインナップの特徴は以下の通り。

  • 『阿字観』:DREAMBEER提供予定のビール。ドイツ産アロマホップが豊潤に薫るラガービール。しっかりとしたホップの苦味が麦芽のコクを下支えするミロクビールのフラッグシップビール。
  • 『般若』:DREAMBEER提供予定のビール。2020年にミロクブルワリーに入社したブルワー・岡田さんがミロクブルワリーで初めてレシピを作ったビール。赤色のビールで、アロマホップの甘く華やかな香りとライ麦麦芽由来のスパイシーな口当たりが特徴。
  • 『レモンレター』:香川県産の無農薬レモンを香り付けに使用した、スッキリとしたビール。
  • 『ニルヴァーナ』:香ばしい麦芽の香りとタフィーキャンデーやカラメルを思わせる風味が特徴のビール。
  • 『旋風』:カマタマーレ讃岐の開幕に合わせ醸造した世界初のうどんを使用したビール。香川県三豊市にある「本格手打ちうどん もり」より提供されたうどん60玉を使用。大量に使用したホップの芳醇な香りと優しい口当たりが特徴。

その他に、近所のビアバーとコラボしたHazy IPA、セッションHazy IPAの『光明』、フレッシュホップを使ったセゾンビールなど、年間10種類ほどの限定ビールを醸造しています。

DREAMBEERで楽しめるビール『阿字観』

『阿字観』はホップを効かせたラガーで、ミロクブルワリーのフラッグシップビールでもあります。

ドイツ産アロマホップが豊潤に香り、麦芽のコクを下支えするどっしりとしたホップの苦味が特徴。大手ビールメーカーのラガーしか飲んだことがない人にも、クラフトビールを飲み慣れている人にも、あらゆる人に楽しんでもらえる味わいに仕上げています。

【おすすめの楽しみ方】
仕事終わりに一杯目としておすすめのビール!

グラスはパイントグラスのようにストレートな形のものを選び、サーバーから注ぐときは少し泡を立てて注ぐのがおすすめ。ちょっと冷やし目で注ぎ、温度が上がるにつれ変化する香りも楽しんでみてください!

どんな料理とも相性が良いビールとのことですが、その中でもフィッシュアンドチップスなどの揚げ物が相性抜群です。

【その他データ】
ビアスタイル:IPL(インディアペールラガー)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数:6%
IBU:63

造るのはこの人!ブルワーインタビュー


写真左から、代表兼醸造責任者の岩城さん、ブルワーの岡田大典さん

今回お話を伺うのはブルワーの岡田さんです。

岡田さんのブルワー歴は6年。移住先でたまたま見かけた地ビール醸造職員の募集に応募したのが始まりだったそう。その時は人生が楽しくなると思ったそうですが、今ではその時の想像を大きく超えるほど、ビール造りの楽しさに魅了されていると言います。2020年にミロクブルワリーに入社し、DREAMBEER提供予定のビール『般若』のレシピを作りました。

ビール造りのおもしろさは?
いろいろとおもしろい点はありますが、小さな酵母の力を借りてビールという製品を仕上げることが一番おもしろいと思っています。

これまで僕が経験してきた仕事は人の手で完成するものばかりでした。ですが、ビール造りの仕事を始めたとき、目に見えない酵母が最終的にアルコールを生み出し製品になることに驚いたんですね。僕にとって新しくて、全く知らない世界だったので、すごくおもしろいなと思いました。

ビール造りの難しさ、大変さは?
自分で考えた設計通りにいかないことも多々あります。そんな時は自分の勉強不足を感じますし、美味しいビールを造ることの難しさを感じます。

実は『般若』を2回目に造ったとき、納得のいく味わいにはならなかったんですね。これではお客様にお出しすることはできないので、500リットル分を泣く泣く廃棄しました。せっかく造ったビールを廃棄するということは、原因追求はもちろん、さらなる努力が必要ですし、この経験を次に活かさなくてはなりません。その時にビール造りの難しさを感じましたが、その分やりがいも感じますし、おもしろいなとも思います。

ビール造りで大切にしていることは?
ビールを造り始めた頃の思いや美味しいビールを造りたいという気持ちをぶらさないこと。一度、こだわると決めた事に対しては、決して妥協しないこと。あとは掃除ですね。

DREAMBEERで提供予定の『阿字観』は、ドイツ産ホップの香りや苦味が楽しめる麦芽のコクが豊かなラガーです。仕事終わりの一杯目のビールとしておすすめ。ぜひいろいろな料理とともにお楽しみください!

【醸造所情報】
醸造所名:ミロクブルワリー
所在地:香川県丸亀市北平山町2-5-15
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