ビールの品質・取扱い
ビールの品質・取り扱い
- ボトルの底に「澱」(おり)が沈殿していますが、飲んでも問題ないのでしょうか?
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クラフトビールの多くは「無濾過・非加熱」のため、ボトル底部にビール酵母をはじめとする原料由来の成分が澱(おり)となって沈殿します。原料の成分がほどよく残っているからこそ、クラフトビール独特の深い味わいと個性が表現されている、と言っても過言ではありません。酵母が気になる方は、沈殿させたままサーバーへセットしていただき、上澄みのクリアな部分をお飲みください。もちろん、飲まれても害はなく、澱を混ぜることをおすすめするビールもありますので、お好みに応じてお楽しみください。
- ビールと発泡酒の違いを教えてください。
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「発泡酒」=「安いビール」と誤解されがちですが、クラフトビールの場合は「発泡酒」であっても、ほとんどが麦芽比率50%以上のため、ブルワリーは「ビール」と同じ税率を負担しています。酒税法では、ビールと発泡酒の違いを、①麦芽使用比率と②副原料の内容/量の2つの基準により定めています。麦芽比率が「50%以上」のものが「ビール」、「50%未満」のものが「発泡酒」となります。また、ビールとして使ってよい副原料と比率が定められており、それ以外は「発泡酒」の扱いとなります。クラフトビールでは、地域の名産品を副原料に取り入れるなどしており、麦芽50%以上でも副原料の基準で「発泡酒」と表記されることがほとんどなのです。法律上の表記は発泡酒ですが、ビール以上に贅沢な原料を使った味わいをお楽しみください。
- ビールの保存方法はどのようにしたらよいですか?
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ビールは要冷蔵のため、必ず冷蔵庫で保管してください。ビールは日光(UV)に当たると品質が劣化しますので、気になる方は遮光袋のご利用をおすすめします。ご希望の場合はECサイトから有償にてご購入いただけます。
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- ビールに賞味期限はありますか?
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賞味期限はビール銘柄毎に異なりますので、商品ラベルに記載の賞味期限をご確認ください。年月のみで日付の記載がない場合は、当月末までの賞味期限となります。ほとんどが無濾過・非加熱のクラフトビールのため、フードロスの観点から賞味期限1カ月未満で出荷するケースもございます。なお、賞味期限の表示に係わらず、お早めにお飲みいただくようお勧めいたします。
- ビールの炭酸が弱く感じるのですが、品質に問題があるのでしょうか?
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日本で「ビール」というと一般的にラガー系の「ピルスナー」を指します。特に日本のピルスナーはのど越し重視で炭酸が強いのが特徴です。ドライ系のビールに慣れてしまっている方には物足りなく感じるかもしれませんが、本来、醸造して自然につくられるクラフトビールの炭酸はそんなに強いものではなく、品質には問題ありません。炭酸が弱い一方、香りやコク等をじっくり楽しんでいただけます。
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- サーバーにセットしたら、ビールは何日くらい持ちますか?
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おいしく召し上がって頂くために、サーバーにセットした状態(電源ONの状態)でセッティングから5日以内に飲み切って頂くようお願いいたします。
- キャップを開栓したら、泡があふれるのですが、どうしたらよいですか?
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輸送中の振動等により、配送されてすぐのビールは泡が溢れることがあります。出来れば一晩冷蔵庫で落ち着かせてからキャップ開栓しサーバーにセットするようにしてください。
なお、泡が噴き出し続けて止まらないような場合は、商品異常の可能性がありますので、カスタマーセンターへのご連絡をお願いいたします。写真の送付等のご協力をお願いする場合があります。
PETボトル
- ビールは冷蔵庫に入りますか?ボトルの大きさ、サイズはどのくらいですか?
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ビールは1.5ℓのPETボトルでお届けします。ボトル胴径10cm以下なので一般的な冷蔵庫であればドアポケットにも入ります。あまり邪魔にならず、収納しやすいサイズとなっております。
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- 冷蔵庫内でボトルを横向きに保管しても大丈夫ですか?
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PETボトルビールは、横向きに寝かせて保管しても問題ありません。横からの加重に弱いので、上に重いものを乗せたりしないように注意してください。また横向きにすることで揺れやすくなりますので、ビールに振動を与えないようにしてください。
- PETボトルにはどれくらいのビールが入っていますか?
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サーバー用ビールは1本あたり、1.5ℓのビールを充填しています。1本あたりグラスで5杯分くらいのボリュームとなります(グラスを300mlで計算)
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- PETボトルでビールの品質は保たれるのですが?
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提携ブルワリー各社で生産したビールは、1.5ℓの専用PETボトルに充填してお届けします。DLCコーティングという特殊なコーティングを施した専用PETボトルを採用しておりますので、ビールの美味しさをしっかりキープしてご自宅にお届けします。もちろん、通常のPETボトルと同様にリサイクル処分可能です。
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- 飲み終わったあとのPETボトルは家庭ごみとして処理できますか?
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飲み終わりました空のボトルは軽く水洗いのうえラベルを剥がし、PETごみとして各自治体の指示に従って処分してください。
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- 専用PETボトルには、BPAなどの健康に有害な素材が使われていますか?
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当社の専用PETボトルは、プラスチックの材料や添加剤として使われる化学物質BPA(ビスフェノールA)・BPS(ビスフェノールS)を使用しておりません。食品衛生法基準をクリアのうえ、通常のPETボトル同様にリサイクル可能な容器です。PET樹脂容器の内面に炭素膜を蒸着(DLCコーティング)させることでバリア性能を高め、ビールの品質保持を図っています。
美味しい飲み方
- ビールの飲みごろの温度は何度くらいでしょうか?
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ビールのスタイルなどで一概には言えませんが、多くのビールは6〜8℃で飲むのが良いとされています。冷やし過ぎると風味やアロマが感じ取りにくくなってしまいます。人それぞれの好みもありますが、夏はやや低め、冬はやや高めにするなど気温によって決めるのもよいでしょう。主要なビアスタイル毎の適温の目安:【4~7℃】ピルスナー・ヴァイツェン・ベルジャンホワイト【7~10℃】ペールエール・IPA・ポーター【10~13℃】スタウト・サワーエール【13~16℃】 バーレイワイン・インペリアルスタウト
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- 料理とのフードペアリングは、どのような組み合わせで行ったらよいでしょうか?
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「ペアリング」と聞くと特別な知識等が必要な印象を受けますが、正解がある訳でもなく、実は誰でも簡単にできます。いろいろな考え方がありますが、簡単な方法としては、①料理とビールを似た色同士を合わせる ②料理とビールを発祥国であわせる 等があります。手順として「はじめにビールを飲む」→「料理を味わう」→「余韻が残るうちにもう一度ビールを飲む」。まずはこれで、最初にビールだけで飲んだときとは異なる味わいを楽しんでみてください。
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- グラスは予め冷蔵庫で冷やしておくべきでしょうか?
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グラスを冷凍庫などで冷やすのはおすすめしません。グラスに結露することで余計な泡ができやすくなり、また、冷やしすぎることで、ビール本来の旨味や香りを損ないます。冷やす温度は入れるビールと同じくらいを目安に、グラスを軽く水でゆすぐ程度でOKです。これによりグラス内壁が湿り、ビールに摩擦がかからず余計な泡立ちを防ぐメリットもあります(これでビールの味が薄まることは全くないのでご安心ください)
- グラスの正しい洗い方はどうすればよいでしょうか?
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ビールを美味しく飲むために、グラスの清潔さは注ぎ方以上に重要です。油分はビールの泡の構造を乱し、泡の形成を損なうので、洗剤とスポンジで油分をしっかり落とします。できればグラス専用のスポンジを使い、そのまま自然乾燥させてください。グラスの内側を布などで拭くのはNGです。汚れや繊維が残り、泡立ちを妨げるので避けましょう。
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