【第4回ブルワリー訪問記】品評会では金賞受賞!地元のために日々奮闘“さかい河岸ブルワリー”
こんにちは!DREAM BEERです。
来春サービス開始予定のDREAM BEERは多彩なビールを楽しむための会員制ビール配送サービスです。
本blogでは「ブルワリー訪問記」と題し、DREAM BEERスタッフがブルワリー様へ取材に行き、色々とお話を伺ってきた様子をご紹介します!
第4回は、茨城県猿島郡境町にある“さかい河岸ブルワリー”。地元で採れた特産品“さしま茶”などを取り入れ、誰もが美味しいと思ってもらえるようなビールを目指しています。
取材スタート
地域活性化の発信拠点である道の駅“さかい”。その敷地内に、オシャレなガラス張りの建物が!
室内には、仕込み中のタンクがありました!
ブルワリー設立に至るまで
代表の安井健さんは6年前、ハワイのスーパーマーケットで売られていたクラフトビールに驚いたそうです。「冷蔵ケース一面、全然見た事のない銘柄ばかり…。」そこからビールのイメージがガラリと変わり、興味を持った安井さんは醸造について猛勉強しました。そして、2018年に“さかい河岸ブルワリー”を設立することに。
名前の由来は?
江戸時代に利根川の水運で栄えた物流の重要な拠点“境河岸”。「当時のように、地元が賑わうようなブルワリーにしたい」という想いからだそうです。
注目ポイント
国産ビールや発泡酒の品評会“ジャパン・グレートビア・アワーズ2020”で金賞に選ばれた銘柄があります!全国で400品目以上の銘柄が出品される中、国際的な基準に基づき、見事最高賞に輝きました。
ビール造りのこだわり
1仕込みあたり160リットルの小規模醸造ですが、手作りの道具を使用しながら手間暇かける事で、より一層ビールが美味しくなるそうです。
さらに徹底しているのは、味のばらつきを抑えるために毎回同じ手順を踏む事。
“糖化ではこの温度を一定に保つ”“煮沸はこれくらい時間をかける”などそれぞれの工程によって独自のマニュアルがあるそうです。美味しさを追求するために試行錯誤を重ねて出来た“醸造レシピ”は、一切の妥協を許しません!糖化とは、製造工程の中でビールの原料である麦芽をお湯と混ぜて、加熱して一定の温度(64〜69度)にて一定時間保つことにより、特定の酵素が麦芽のデンプンを分解して糖に変化させること。
苦労している事は?
一番は綺麗な麦汁を作るためのろ過工程。
麦芽の挽き具合によっては詰まってしまい、ろ過がうまくできない事も。そこで時間がかかってしまうとビールの味に影響が出てしまうそうです。
DREAM BEERで飲める銘柄
【① ペールエール】
“ジャパン・グレートビア・アワーズ2020”にて金賞受賞。
グレープフルーツのような香りとほどよい苦みが融合!クラフトビール初心者の方でも「美味しい」と言ってもらえるような味は王道中の王道です。
【② さしま茶エール】
茨城県内最大規模の茶農園“野口園”の茶葉を使用したビール。境町の特産品“さしま茶”の香りが入り混じりホッとする口当たりに!
他にもこんな銘柄が!
1ヶ月に1度、限定ビールをラインナップ。地元産のイチゴやトマトを使ったビールや、ラガービールにも挑戦し販売しているそうです!
さかい河岸ブルワリー 代表 安井健氏
Q.DREAM BEERについて
「我々が発足した当時から年々ブルワリーの数が増えていっている状況で、全国のお客様に飲んで頂く機会がなかなか無いと思いますね。それがDREAM BEERさんによって、小さいブルワリーでも日本各地で飲んで頂ける本当に願ってもないサービスかと思い、参画致しました。」
ご自身がサービスを利用するとしたら?
「色んなブルワリーのビールを片っ端から飲んでいきたいですね。こういうビールもあるのかっていう参考にもさせて頂ければと思います。それぞれ特徴は必ずあると思うので、そういう特徴を確かめながら楽しんで飲んでいきたいと思います。」
今後は、境町の農家さんと協力して麦芽・ホップを作り、特産品と組み合わせて地元感を前面に押し出した美味しいビールが造れたら良いなとおっしゃっていました。
ブルワリー取材を終えて最後にさかい河岸ブルワリーの三井さんと写真撮影。さかい河岸ブルワリー様、ありがとうございました!
最後にお知らせです。10月よりプレ会員の募集をスタートしております。お得な特典が満載ですので、こちらもこの機会にご登録ください!
URL:https://dreambeer.jp/premember/registration
取材協力
醸造所名:さかい河岸ブルワリー
所在地:茨城県猿島郡境町1341-1
公式HP