テイスティングリポート

ビール王国44号から転載

フルーツを味わうビール

今年「日本発のイチゴがアメリカで200 億円を集めた」という驚愕のニュースを耳にした。栽培システムもさることながら、日本のフルーツのクオリティー、そしてポテンシャルの高さが世界に認められた証だ。イチゴ以外にも高品質のフルーツが通年で棚に並ぶ日本。日本のフルーツとビールのコラボレーション、美味しくないわけがない。


テイスティング担当者: 田上大祐
「ビアテイスティングを通じて、ちょっぴり粋なビアライフを実現しよう」
普段は埼玉県上尾市で医師として手術麻酔に従事。
2018 年にディプロムビアソムリエを取得し、2019 年9 月イタリアで開催されたビアソムリエの世界大会「第6 回ビアソムリエワールドチャンピオンシップ」に日本から初めて代表として出場。(instagram:@cervezist)。


ひとり時間のお供にいてほしいアンバー

長く続いた猛暑も10 月に入ってようやく一段落。秋の夜長、虫の音に耳を傾けながら、自分の時間に向き合うお供になりそうなアンバーラガー/アンバーエールを選びました。あえてデジタル機器はオフにして、ビールとの時間に心を委ねてみませんか。

テイスティング担当者:野田幾子(のだ・いくこ)
国内大手ビールメーカーのピルスナーで「苦味の旨さ」に、ベルギービールで「香りと味わいの豊かさ」に感動を覚え、周りにビールの魅力を(勝手に)伝える“ ビアアンバサダー” 活動を開始。’07 年よりビール関連書籍・雑誌の企画・執筆・編集に共著含め20 冊以上携わるビアジャーナリスト。