【DREAMBEERで飲めるビール】麦芽のコクとホップの香り。バランスの良さが特徴の『御崎』

こんにちは!DREAMBEERです。
DREAMBEERは多彩なビールを楽しむための会員制ビール配送サービスです。本Blogでは定期的に、DREAMBEERで提供予定のビールを紹介していきます。

第二十八回で紹介するのは、岡山市の醸造所で造られる吉備土手下麦酒(きびどてしたばくしゅ)の『御崎(おんざき)』。吉備土手下麦酒で最も愛され、最も飲まれているペールエールです。

「街角の豆腐屋」のようなご近所さんから愛される醸造所

岡山市を流れる一級河川・旭川の土手の下に吉備土手下麦酒醸造所と併設の飲食店“普段呑み場”があります。

「街角の豆腐屋さんのような、地ビール屋でありたい」と2006年に醸造を開始した吉備土手下麦酒。オープン当時、お土産物として販売されることが多かった地ビールが持つ「地ビールは高い」というイメージを変えようと、コスト面で工夫をこらし、“普段呑み場”で出来たてのビールを手頃な価格で提供しています。また、「地ビールはクセがあって飲みにくい」というイメージも払拭したいと考え、“普段呑み場”にはブルワーをはじめ、自分達のビールを知り尽くしたスタッフがお店に立ち、ビールの味わいやコンセプトを丁寧に説明しています。

地域の方に普段の生活の中で気軽に飲んでもらいたい。そして、「ありがとう」や「美味しかったよ」の声を近くで聞きたい。そんな地域に根ざした醸造所であろうと、日々、ビール造りに取り組んでいます。

ビール造りのコンセプトは「ご近所さんから愛されるビール」。醸造するビールは、造り手の思いやこだわりのみに偏らず、ビールを飲んだお客さんの声や“普段呑み場”スタッフの意見を反映し、吉備土手下麦酒ならではの味わいを造り上げています。

また、なるべく自然なままのビールを提供したいと、ビールは濾過せず、人工的な炭酸ガスを加えません。そのため、吉備土手下麦酒のビールには、「生きた酵母が持つ栄養が含まれている」「酵母が生み出した香りが残っている」「酵母が生み出した自然な炭酸ガスでお腹が張らない」などの特徴があります。

さらには、原材料にもこだわりを持ち、岡山県産の麦芽とホップを一部使用しています。現在、岡山県産麦芽を100%使った『OK LAGER Wasshoi』を造り好評を得ていますが、将来的には麦芽、ホップ、酵母の全てを岡山県産のもので揃えた「ALL 岡山」のビールを造りたいと考えているそう。

白桃、ゆず、ピオーネなどのフルーツ、お米、ハーブなど、副原料は全て岡山県産のものを使っています。岡山はいろいろなフルーツが栽培されていますが、キウイフルーツの原種と言われる新庄村の「サルナシ」など、まだあまり知られていないフルーツが多くあるそうです。そのようなフルーツをビールにすることで、生産者と一緒に岡山をPRしていきたいと様々なビールを醸造しています。

定番商品は約13種類あり、期間限定含めると年間20種類以上のビールを造っています。こちらでは一部商品の特徴をご紹介します。

  • 『御崎』:DREAMBEER提供予定のビール。吉備土手下麦酒醸造所で最も愛され、飲まれているペールエール。麦芽のコクとホップの香りのバランスの良さが特徴。
  • 『吉備の烏(きびのからす)』:DREAMBEER提供予定のビール。ロースト麦芽を使用して造ったスタウト。黒糖やチョコレートを思わせる香りと濃厚なコクが特徴。
  • 『生姜の麦酒』:岡山県久米郡美咲町産の生姜を手絞りで使用。ホップの量を減らして、生姜を活かしたビール。
  • 『加密列(カモミール)の風』:夢百姓 石村農園(岡山市東区矢津)のカモミールを使い、カモミールのほのかな甘い香りが漂うビール。
  • 『魔女の物語』:副原料に岡山県産のフルーツを使うビールシリーズ。白桃、ぶどう、梨、レモン、苺、柚子、キウイ等、季節により使用するフルーツは変わり、年間を通じて楽しめる。

吉備土手下麦酒醸造所のビールは、その8〜9割が岡山県内で消費される地域密着型で、他の地域ではなかなか手にすることはできません。スタッフもよく飲むという人気の2種類をDREAMBEERのサービスで提供する予定です。

DREAMBEERで楽しめるビール『御崎』

『御崎』は、麦芽のコクとホップの香りの良さが持ち味のペールエール。苦味は控えめで、飽きのこないビールです。創業当初から造られているビールで、お客さんの声や造り手のこだわりを融合させ、少しずつレシピを変えながらでき上がった吉備土手下麦酒醸造所の歴史を感じることのできる一杯。

【おすすめの楽しみ方】
サーバーからはパイントグラスに注ぎ、グイグイと飲むのがおすすめ。汗をかいた後の一杯から夕食後のひと時まで、いろいろなシーンに合わせやすいビールです。

ビールだけでも楽しめますが、和食では「若鶏の照り焼き」を、洋食では「ボロネーゼ」と合わせるのがおすすめ。

【その他データ】
ビアスタイル:ペールエール
原材料:麦芽(国産)、大麦、ホップ、コリアンダーシード
アルコール度数:5%
IBU:29

造るのはこの人!ブルワーインタビュー

左上から、普段呑み場スタッフの浅野さん、ブラウマイスターの永原敬さん、普段呑み場店長の青木さん、醸造長の西村さん

現在は3名で醸造をしている吉備土手下麦酒醸造所。今回は、醸造歴5年で醸造長を務める西村耕司さんにインタビューしました。

元々ビールを飲むのが大好きだったという西村さんは、前職はビールとは関係のない仕事をしていました。ある時、吉備土手下麦酒醸造所のビールを飲みその味わいに感動。その後、ご縁が繋がり吉備土手下麦酒醸造所の醸造家になりました。

ビール造りのおもしろさは?
ホップの種類、麦芽の種類や焙煎具合がとても多くあり、麦芽とホップの組み合わせ次第で様々なスタイルのビールが造れること。また、同じスタイルでも様々な味を表現できることがおもしろいと思います。

ビール造りの難しさ、大変さは?
同じレシピを用いても、酵母のご機嫌や気候で味の変化があります。それらをコントロールして自分が狙った味や香りを表現していくことが難しいです。

ビール造りで大切にしていることは?
副原料を使用しないビールでは「バランスの良さ」を、フルーツなどの地域の農産物を使う場合は、「バランスを大切にしながらも、生産者の方が大切に育てた農産物の個性をしっかりと感じることのできるビール造り」を大切にしています。

DREAMBEERで提供予定の『御崎』は、麦芽のコクとホップの香りの良さが特徴の飲み飽きないビール。吉備土手下麦酒醸造所のフラッグシップビールでもあり、造り手とお客さんとが一緒に育て上げました。これからも進化を続ける『御崎』をグイグイっと飲んでみませんか?

【醸造所情報】
醸造所名:吉備土手下麦酒
所在地:岡山県岡山市北区北方4-2-18
公式HP