クラフトビールを学ぶ旅 vol.02
~GARCIA BREWING~

クラフトビール専門誌「TRANSPORTER」より転載

全国の気になるクラフトビール醸造所を巡り、その魅力や驚きをリポートします

GARCIA BREWING

 静岡市清水区は、静岡県の中央部にあり静岡市の東端に位置し、 駿河湾に面する清水港を中心に古くから港町として発展してきた街。
 清水区の中でも観光名所である三保地区は、 浜に舞い降りた天女が羽衣を掛けたと言い伝えられる「羽衣の松」があり、 背景に雄大な富士山を望む日本三大松原のひとつとされる「三保の松原」で知られる景勝地。歴史的にも名を残しているこの街にブルワリーがある。それが『GARCIA BREWING(ガルシア ブルーイング)』である。

 オーナーでブルワーのFredy Garcia(フレディ ガルシア)さんは、ペルー共和国の首都リマの出身。来日してからは静岡でチーズ工房を設立し、 現在はビール醸造所&チーズ工房やペルー料理専門店などを営む実業家。Fredy さんは1999 年に出稼ぎのためペルーから来日、2007 年に沼津にてベアードビールと出会い自分でも造りたいと想い、醸造の勉強の為ペルーに戻り2021年に本格的にスタートしたというクラフトビールが大好きでいて努力家でもある彼の作るビールはバラエティに富んでいる。


「ビールを造っている人」
Fredy Garcia( フレディ ガルシア)
ペルー共和国の首都リマの出身。出稼ぎのためペルーから日本へ渡った兄のJean Garcia(ジャン ガルシア)さんを頼り2004年8月に来日。来日してからは静岡でチーズ工房を設立し、 現在はビール醸造所やペルー料理専門店などを営む。

 地国であるペルー原産のスーパーフード「Quinua」(キヌア)を使用したり、地元静岡県の名産品である苺やみかんなども使用したりとローカルにとことんこだわる徹底ぶりで実に地元愛に溢れたブルワリーである。

おすすめビール

Shimizu lager
オーストリア発祥の「ウインナーラガー」スタイル。
ホップは「East Kent Goldings」を使用。スーパーフード「キヌア」を使用し、新感覚な味わいに仕上っている。モルトの豊かな香りと甘み、松の葉を連想させる香りが特徴。口に含んだ後の穀物感が口の中に広がり豊かさを演出。


■ Buena Vista 日本平 pale ale
イギリス発祥の「British Pale Ale」スタイル。
口当たりが柔らかく、モルトの豊かな香りが口中に漂い「キヌア」により、更に穀物感が感じられる、苦みのなかにほんのり甘さが口に広がり深みが感じられる。


 これらはDREAMBEER で飲むことが出来る。人気の看板商品とも言えるこのビールが『GARCIA BREWING』のTaproom に行けない人達にとっては家庭内で飲めるとは朗報だ。缶ビールとしてではなく生ビールとして飲めばTaproomで飲んでいる雰囲気を味わえるとFredy さんは言う。

 DREAMBEER の取り扱いに関してもペットボトルをつなぐだけと簡単なんですね。お店に来れない人たちにも樽生を飲んでいただけるので全国の人達に飲んでもらいたい、体験する事により『GARCIA BREWING』の世界観を感じてほしい。

訪れた場所

GARCIA BREWING
〒424-0901
静岡県静岡市清水区三保954-4
TEL: 054-340-1025
https://garciagroupcompany.com

Fiesta Garcia
〒420-0035
静岡県静岡市葵区七間町11-5 イマココビル 1F
Insata. @fi estagarcia
JR静岡駅北口から12 分ほど歩いたところには、 直営のペルー料理店「Fiesta García」(フィエスタ ガルシア)があり、 ペルー料理や自家製チーズと合わせてGARCIA BREWINGのビールを味わうこともできます。